最終戦MFJ-GP鈴鹿 J-GP3決勝レース
News 2019.11.03
最初の決勝レース、JーGP3クラスはポールポジションの高杉奈緒子、予選4番手の鈴木大空翔、村瀬健琉、成田彬人らが好スタートを決めて始まった。しかし、その直後に複数台による転倒が発生し、赤旗中断。再レースとなった。再び高杉が好スタート、村瀬、鈴木、成田と続く。オープニングラップは高杉がトップで戻ってきたが、レース序盤は上位5台に後続を加えた7〜8台ほどの集団によるバトルが展開され、中でも鈴木、村瀬、成田らがトップを入れ替えながらのバトルとなった。
13周のまま行われたレースの後半からは、トップの鈴木同様、SRSーMoto(鈴鹿サーキットレーシングスクールMoto)出身でART合同走行ではトップタイムもマークしている古里太陽や細谷翼がこの激しいトップ争いに加わり、残り周回をバトルを展開して走行していく。中でも西ストレートから130R、そしてシケインにおける攻防が勝負を決めると思われたが、果たして最終ラップ、トップで通過した鈴木を130Rで古里がかわして先頭に立つが、鈴木がシケインの進入でインから先行し、そのまま逃げ切って今季2勝目を飾った。2位に古里、3位に細谷が入り、スクール勢が表彰台を独占する結果となった。
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