第5戦ツインリンクもてぎ2&4レース ART合同走行
News 2019.08.16
今回のツインリンクもてぎ2&4レースからシリーズ後半戦に突入する全日本ロードレース選手権。初日となった金曜日は、45分のセッションが2本行われた。両セッションとも走り始めは、曇り空から時折パラッと雨が流れてくる天候だったが、基本ドライコンディションで行われた。
両セッションともにトップタイムをマークしたのは中須賀克行。2本目の1分48秒949がベストタイムとなった。
「金曜日は意外に気温が上がらなかったのですが、前日から4輪のフォーミュラ3が走っているからか、タイムを出しづらいコンディションでした。鈴鹿でも2&4レースはしていますが、また違ったフィーリングですね。いろいろセットを試していますが、使うタイヤは決まりましたし、土日は厳しい暑さになるそうなので、いち早く、そのコンディションに合わせることができたライダーが勝つことになると思います」と中須賀。
2番手には、1分48秒962と僅差で水野涼が続き、3番手に1分49秒173の渡辺 一樹、4番手に1分49秒221の野左根航汰、5番手に高橋巧が1分49秒339、6番手に渡辺一馬が1分49秒438、7番手に1分50秒267の加賀山就臣、8番手に1分50秒377の秋吉耕佑、9番手に1分50秒700の岩戸亮介、10番手に1分50秒701の前田恵助、11番手に1分50秒999のザクワン・ザイディと続いた。
初日5番手となった高橋巧だが、実は、先週のプライベートテストでマシントラブルのために転倒し右足の腓骨を骨折。すぐに入院しリハビリを行い、今週の火曜日に退院したばかりだった。
「どの程度、乗ることができるか分からなかったので様子を見ながらでしたが、意外と走ることができました。ただ、土曜から気温が上がるので厳しい状況になると思います。今回は勝つというよりも、なるべく多くポイントを獲得しておきたいところです」と高橋。
ここを制して差を縮めたい中須賀、その差を最低限に抑えたい高橋。それぞれの思惑が交差するツインリンクもてぎ2&4レース。土曜日の公式予選は久しぶりにノックアウト方式で行われる。35度を超える酷暑となることが予報で出ている。正午からのQ1は厳しい暑さの中でのタイムアタックになる。Q1は30分間で行われ、そのトップ10がQ2に進出。20分間のQ2は、10台によってポールポジションが争われることになる。
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