News 2019.05.26
路面から陽炎が上がるほど気温も上がったSUGO。J-GP2クラスの決勝レースはその過酷な状況で始まった。スタート後にポールポジションの作本輝介がトップに立ち。後ろには名越哲平、尾野弘樹が続き、やや離れて岩﨑哲朗が付ける。
作本はオープニングラップで2位の名越に早くも1秒3の差を付け、その後も周回毎にじわじわとその差をひろげていく。名越と尾野は0.1秒を切る接近戦を繰り広げて周回する。岩﨑は単独4位を走行だ。その後方では榎戸育寛を前に、小谷咲斗と徳留真紀を加えた3台による5位争いを展開。
レース後半、13周目に岩﨑がシケインで転倒、再スタートするが最後尾に。そして18周目には名越にピタリと付き、チャンスを狙っていた尾野も転倒。作本が今季初勝利を決め、名越は2位。3位争いに変わった榎戸と小谷のバトルは、最後に榎戸が先にチェッカーを受け表彰台に上った。
◎公式結果