第1戦ツインリンクもてぎ ST600クラス決勝レース
News 2019.04.07
開幕戦最後、ST600クラスの決勝レースは、セカンドグリッドの長尾健吾が好スタートを決めてホールショットを奪うが、ポールポジションの岡本裕生が3コーナーで長尾をかわしてトップに立つ。しかし、長尾がその後90度コーナーで岡本を再び交わしてトップを奪い返すという、激しい展開で幕を開けた。
2周目、再びトップに立った岡本は9台ほどの大集団を従えて、2番手の長尾とバトルを展開していく、その後ろでは南本宗一郎、小山知良、國峰啄磨らが続き、レースが進むにつれて集団は少しずつバラけてくる。トップの2台は1分54秒半ばから後半のタイムで周回して後続との差をじわじわと広げ、南本と小山が、國峰が遅れたことから2台となって3位争いを展開する。
岡本と長尾のバトルは、最終ラップを前にした17周目に岡本がスパートし、一気に長尾との差を広げて逃げ切り開幕優勝を飾った。3位には南本が入り、うれしい全日本初表彰台を獲得した。
◎公式結果