JSB1000クラス4年目の26歳
News 2019.03.29
全日本JSB1000クラスで4年目を迎えるはずだった近藤湧也選手が死去したことが、所属するGBSレーシングYAMAHA、テストライダー契約をしているヤマハ発動機から3月29日(木)17時に明らかにされた。
3月13日(水)に岡山国際サーキットでのテスト中に転倒。搬送された病院で懸命な治療を行なっていたが26日(火)午前9時47分に息を引き取ったと言う。
2009年に全日本ST600クラスにデビュー。初年度はノーポイントとなり、一時はレースを離れることもあった。2010年から現在のGBSレーシングYAMAHAに移籍しスポット参戦。2011年より再びフルエントリーすると徐々に頭角を現していき2015年の最終戦鈴鹿で全日本初優勝を達成。2016年からJSB1000クラスにステップアップし、その豪快でアグレッシブなライディングは、見ているものを魅了するものだった。2017年には、鈴鹿8耐でSSTクラス優勝を大崎誠之、前田恵助と組んで達成。テストライダー契約も始まり、近い将来、その才能を開花させる環境で走る可能性もあっただけに残念でならない。
心より哀悼の意を表します。