2019 MFJ全日本ロードレース選手権 もてぎ公開テスト 1日目
News 2019.03.27
いよいよ来週末に迫った全日本ロードレース選手権開幕戦を前に3月27日(水)より事前公開テストが栃木県・ツインリンクもてぎで始まった。例年通り、初日は、4メーカー合同テストのセッションと、その合間にST600クラスの走行が2本あるタイムスケジュール。
朝方こそ冷え込んでいたが、時間が経つにつれ気温は上昇。この時期にしては、暖かいコンディションとなったが、風が強いときもあり、ベストとは言えない状況だった。その中でゼッケン1を再びつける
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行は、2本目の走行で、ただ一人1分47秒台に突入。これまで自身が持つ非公式ながらコースレコードを破る1分47秒638をマークし、この日のトップタイムとなった。
「テスト初日としては、順調だったと思います。コンディションは、路面温度もそれほど上がらなかったり、風も強かったり、よくも悪くもないという感じでしたが、実際タイムが出ているので、よかったんですかね。まだ課題があるので、もっとアベレージタイムを詰めて行きたいですね」と中須賀。
一方、3本目に1分47秒741を出したのがTeam HRCの高橋巧だった。総合では2番手だがロングラン中に出したタイムということは特筆すべきことだろう。
「タイヤをもたせることだけを考えて走っていました。その中で自己ベストが出ましたし、事前テストで、ここまでいいことは、そうないんじゃないですかね。予選でタイムを出そうと思えば、もっといけるかもしれませんが、とにかくレースウイークに照準を合わせて行きますよ」と高橋も上々のテスト初日となっている。
トップ2が1分47秒台に入れ、3番手には、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰が1分48秒139、4番手にヨシムラ2年目の渡辺一樹が1分48秒291と、1分48秒台前半で続いた。5番手に1分49秒150の渡辺一馬、6番手に1分49秒671の岩戸亮介とKawasaki Team GREENの2台がつけ、7番手にau・テルルMotoUPレーシングの秋吉耕佑が1分49秒953、8番手にヨシムラの加賀山就臣が1分50秒098、9番手にMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの水野涼が1分50秒785、10番手にYAMALUBE RACING TEAMの前田恵助が1分50秒817と続くトップ10。
J-GP2クラスは、1分53秒813の作本輝介、ST600は、4メーカー枠の南本宗一郎が1分54秒890がトップタイムだった。
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