“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝
News 2018.07.31
第41回を迎えた“コカ・コーラゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが三重県・鈴鹿サーキットで開催された。東から西へという異例のコースを取った台風12号の影響で、雨が降ったり止んだりする不安定な天候となったが、その中でも、やはり強かったのは、YAMAHA FACTORY RACING TEAMだった。
金曜日の公式予選では、Kawasaki Team GREENのジョナサン・レイが驚速タイムを出し、暫定ポールポジションを獲得。YAMAHA FACTORY RACING TEAMも3人とも2分06秒台と安定した速さを見せ2番手につけていたが、土曜日のフリー走行開始直後にYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中心的存在である中須賀克行が転倒。このケガのため、本番には出走せず、マイケル・ファン・デル・マークとアレックス・ローズの2人で8時間を戦うことになる。
レースは、アクシデントやオイルが出たため、セーフティーカーが何度も入る波乱の展開となったが、YAMAHA FACTORY RACING TEAMがKawasaki Team GREEN、10年振りにワークスチームが復活したHRC、RED BULL Honda with 日本郵便を抑え、鈴鹿8耐4連覇を達成した。