第5戦筑波 特別スポーツ走行 初日
News 2018.06.20
6月20日(水)から2日間、6月30日(土)、7月1日(日)に茨城県・筑波サーキットで行われる全日本ロードレース選手権第5戦のエントラント向け特別スポーツ走行が始まった。それぞれ50分の走行が2本あり、初日は朝からウエットコンディションとなった。
ST600クラスは、先日の第4戦SUGOで独走優勝した岡本裕生が2本目から出走。1分02秒426をセッション終盤にマークしトップタイムとなった。「1本目は雨が強くコンディションが悪かったので走行を見送りました。新型になってから雨のフィーリングが、あまりよくなかったのですが、今日の走行でいいセッティングを見つけることができました。まだまだ余裕があるので、この調子でタイムを上げて行きたいと思います」と岡本。
2番手に奥田教介が1分02秒426、3番手に佐野優人が1分02秒678で続き、トップ3が1分02秒台を記録。4番手に1分03秒271の南本宗一郎、5番手に1分03秒291の上和田拓海、6番手に1分03秒476の小山知良、7番手に1分03秒476の梅田虎太郎、8番手に1分03秒525の名越公助、9番手に1分03秒577の亀井雄大、10番手に1分03秒775の佐野勝人、11番手に1分03秒816の亀井駿、12番手に1分03秒859の杉山優輝、13番手に1分03秒861の上原大輝、14番手に1分03秒988の中村豊と続き、ここまでが1分03秒台だった。
J-GP2クラスは、岩﨑哲朗が1分02秒342でトップタイムとなった。「1本目はトラブルで、ほぼ走れませんでしたが、2本目はチームのおかげで順調に走れました。小倉クラッチも開発が進み、ピレリのレインタイヤ も進化しているので、苦手意識のあったウエットでも、しっかりトラクションをつかめています。チームも3年目を迎え、早い段階でセットを見つけられる チーム力がついてきた結果だと思います。筑波はホームコースですし、スポンサー様やファンの皆さんが駆け付けてくださる予定なので、どんな状況でもいいレースができるよう、明日もしっかりテストしてウイークにつなげたいと思います」と岩﨑。
2番手には榎戸育寛が1分02秒370、3番手には岩戸亮介が1分02秒370、4番手には名越哲平が1分02秒951、5番手に伊達悠太が1分03秒478、6番手に関口太郎が1分03秒793、7番手に中村修一郎が1分03秒813、8番手に伊藤勇樹が1分03秒864、9番手に尾野弘樹が1分04秒237、10番手に徳留真紀が1分04秒618と続いた。
そして坂田和人の参戦で注目が集まるJ-GP3クラス。1本目の走行では、1分07秒020をマークし、何と3番手につけた。2本目は、タイム更新はなかったが、1本目のタイムで総合3番手。引き続き2日目も注目したいところだ。
トップタイムは、小室旭が2本目にマークした1分06秒564。2番手に1分06秒627で宇井陽一がつけベテラン勢が雨の中、巧さを見せつけた。4番手に1分07秒075の太田虎之進、5番手に1分07秒329の菅原陸、6番手に1分07秒418の岡谷雄太、7番手に1分07秒506の古市右京、8番手に1分07秒709の岡崎静夏、9番手に1分07秒821の山本恭裕、10番手に1分08秒177の有田光と続いた。
MFJ CUP JP250は、ただ一人、1分10秒台に入れる1分10秒632をマークした田中敬秀がトップタイムだった。
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