チーム阪神ライディングスクール 2018年シーズン体制
News 2018.02.02
昨年、15年振りに復活したチーム阪神ライディングスクールの2018年シーズン体制が2月1日(木)に発表された。今シーズンは、JSB1000クラスに清末尚樹を抜擢しフルエントリーする。ST600クラスには、西嶋修が参戦する。
「ST600と違いスリックタイヤとなりますし、エンジンも1000ccと倍近い排気量となるので、ほぼゼロからのスタートと思い新しいシーズンに臨みたいと思っています。柳川選手、西嶋選手という尊敬する先輩が身近にいるので、いろいろ吸収させてもらいバイクとタイヤの性能を100%引き出せるように自分自身のレベルを上げて行きたいと思っています」と清末。全日本ST600クラスで徐々に頭角を現してきており、3月で18歳になる。昨年は、オートポリス2&4レースでJSB1000クラスに参戦しているが、ほぼスタンダードマシンだった。
久しぶりのフル参戦となる西嶋は「約10年振りのフルタイム参戦となります。昨年は2戦ほどST600クラスに参戦させてもらいましたが、ぶっつけ本番でした。今シーズンは、しっかり事前テストからマシンを仕上げて上位でゴールできるように頑張ります」とコメント。
さらに柳川明が選手兼監督して就任。柳川は、第2戦鈴鹿2&4レース、鈴鹿8耐に参戦予定だと言う。鈴鹿8耐には、清末、西嶋、柳川のトリオでエントリーすることになる。 「今年もチーム阪神ライディングスクールで走れることを感謝します。ライダーとして走る限りはベストを尽くし、監督しては、清末選手を始め、若手ライダーの成長を手助けできるように力を入れて行こうと思っています」と柳川。
清末を抜擢し、復帰2年目に臨むチーム阪神ライディングスクール。鈴鹿8耐では、今年もSSTクラスでクラス優勝を目指す一方、カワサキの若手育成チームという任務も担うことにもなりそうだ。