第6戦岡山国際公開テスト2日目
News 2021.08.26
全日本ロードレース選手権第6戦岡山国際(9月4日・5日)公開テスト2日目が8月26日(木)に行われた。2日目は、各クラス50分の走行が2本というスケジュール。路面温度は最高でも52度、他は、40度代のときが多く、予報より気温は上がらなかったが、湿度は高く確実にライダーの体力を奪っていった。
JSB1000クラスは、この日も中須賀克行が、ただ一人1分31秒台で周回。1本目には24周のロングランを敢行し、ここで1分31秒444をマークすると、2本目には、1分31秒152までタイムを縮めた。
「1分31秒を切っておきたかったけれど、アベレージを上げる方が重要なので、タイム出しは、レースウイークにとっておきます。1本目に、しっかりロングランもできたので、アベレージも上がっています。新シケインを使う初めてのレースになりますし、2年振りのレースになるので、いいレースをお見せしたいですね」と中須賀。
2番手に1分32秒011の濱原颯道、3番手に1分32秒093の清成龍一、4番手に1分32秒669の津田一磨、5番手に1分32秒709の名越哲平、6番手に1分32秒870の加賀山就臣、7番手に1分33秒065の秋吉耕佑、8番手に1分33秒290の岩田悟、9番手に1分33秒451の亀井雄大、10番手に1分33秒733の柳川明、11番手に1分34秒239の児玉勇太、12番手に1分34秒422の山口辰也、13番手に1分34秒696の中冨伸一、14番手に1分35秒164で続いた。15番手の江口謙は、マシントラブルで満足に走行できなかった。
ST1000クラスは、作本輝介が連日のトップタイム。2日目は、1本目に1分33秒051をマークし、これがベストタイムとなったが、2本目にも1分33秒058と、ほぼ同タイムを記録した。
「チームのおかげで、いいフィーリングで乗ることができているので、事前テストからタイムを出すことができています。2本目は、他車にひっかかったり、いろいろ試していたりしたので1本目のタイムを更新できませんでしたがレースウイークにとっておきます」と作本。
2番手に渡辺一馬が1分33秒496、3番手に岡本裕生が1分33秒746、4番手に伊藤和輝が1分33秒902で続き、トップ4が1分33秒台。5番手に1分34秒033の岩戸亮介、6番手に1分34秒106の前田恵助、7番手に1分34秒242の南本宗一郎、8番手に1分34秒465の榎戸育寛、9番手に1分34秒782の長谷川聖、10番手に1分34秒991の豊島玲と1分34秒台で続いた。
ST600クラスは、鈴木光来が2セッションともトップタイムをマーク。1本目に1分36秒488をマークすると、2本目には1分36秒329までタイムを縮めた。
「岡山は、あまり走ったことがないコースですが、相性がいいみたいですね。マシンもチームのおかげで、いい状態ですし、いいレースがしたいですね」と自信のコメント。
2番手に埜口遥希が1分36秒396と僅差で続き、3番手に阿部恵斗が1分36秒455、4番手に中山耀介が1分36秒547、5番手に横山尚太が1分36秒561、6番手に長尾健吾が1分36秒568、7番手に松岡怜が1分36秒600、8番手に小山知良が1分36秒723、9番手に荒川晃大が1分36秒784、10番手に井手翔太が1分37秒043で続いている。
J-GP3クラスは、ポイントリーダーの小室旭がセッションをリード。1本目から1分41秒台に入れると、2本目に1分41秒364をマーク。ただ一人1分41秒台でトップタイム。
「今回は、いつになく順調に来ています。これもチームのみんなが頑張ってくれているからですね」と小室。
2番手に尾野弘樹が1分42秒005、3番手に高杉奈緒子が1分42秒572、4番手に成田彬人が1分43秒187、5番手に岡崎静夏が1分43秒217、6番手に1分43秒367の宇井陽一、7番手に1分43秒505の徳留真紀、8番手に1分43秒522の木内尚汰、9番手に1分43秒709の田中風如、10番手に1分43秒752の山田尚輝と続いた。