第4戦筑波 特別スポーツ走行 2日目
News 2021.06.11
全日本ロードレース選手権第4戦筑波特別スポーツ走行は、6月10日(木)に2日目を迎えた。前日と同じく厳しい暑さとなり、気温は32度、路面温度は56.5度まで上がり、転倒者も少なくなかった。
ST1000クラスの1本目では、岡本裕生が56秒929をマークしトップにつけ、南本宗一郎が57秒052、前田恵助が57秒119とヤマハ勢が上位を占めていた。2本目では、榎戸育寛がセッション序盤に56秒474をたたき出し、これが今回の特別スポーツ走行での最速タイムとなった。
「いろいろなことを試すことができましたし、すごく内容の濃いテストになりました。路面温度の変化でフィーリングが変わってくるので、その中でいいところを見つけることができたので、すごくポジティブです。あとはレースウイークのコンディションにどう合わせ込んでいけるかですね。チームも頑張ってくれているので、いい結果で終われるように全力を尽くすだけですね」と榎戸。
岡本は、2本目にロングランを行い、その中で自己ベストを更新する56秒605をマークし、2番手につけた。3番手に南本、4番手に前田と1本目のタイムで続き、5番手に津田拓也が57秒143、6番手に作本輝介が57秒178、7番手に豊島怜が57秒331、8番手に星野知也が57秒333、9番手に渡辺一馬が57秒354、10番手に渥美心が57秒476と続いた。
ST600クラスも國峰啄磨が連日のトップタイムをマーク。1本目に58秒012を記録。路面温度の上がった2本目でも58秒014と、ほぼ同タイムをマーク。ロングランも行いレースウイークに向けて自信を深めていた。2番手は58秒230の荒川晃大、3番手は58秒318の埜口遥希、4番手は58秒405の長尾健吾、5番手は58秒408の鈴木光来、6番手に58秒497の小山知良、7番手に58秒567の阿部恵斗、8番手に58秒581の菅原陸、9番手に58秒666の横山尚太、10番手に58秒688の佐野優人と続くトップ10。
J-GP3クラスも2日連続で小室旭がトップタイム。コンディションのよかった1本目に1分00秒016を記録し、これがベストとなった。2番手に尾野弘樹の1分00秒161、3番手に細谷翼の1分00秒275、4番手に木内尚汰の1分00秒407、5番手に若松怜の1分00秒720と続き、トップ5が1分00秒台となった。
MFJ CUP JP250もコンディションのよかった1本目にベストタイムがマークされた。トップは、1分05秒340の篠崎佐助。こちらも連日のトップタイムだ。2番手に1分05秒341の石井千優、3番手に1分05秒636の鈴木悠大、4番手に1分05秒656の中沢寿寛、5番手に1分05秒781の吉澤隆、6番手に1分05秒885の中村龍之介と続き、ここまでが1分05秒台だった。
特別スポーツ走行を終え、いよいよ来週末には、レースを迎える。週間天気予報では、雨マークもあるだけに、どんなコンディションとなるか!? 全クラス2レース制で行われる第4戦筑波は、6月19日(土)・20日(日)開催!