筑波ロードレース選手権シリーズ第2戦
News 2021.06.06
6月5日(土)に筑波ロードレース選手権シリーズ第2戦が開催された。2週間後に全日本ロードレース選手権筑波ラウンドがあるため、そこを見据えたライダーの参戦もあった。特にST600クラスは、全日本にエントリーしているライダーが多く、当然のように上位を占める結果となった。
ST600クラスの公式予選では、今シーズンはフル参戦しておらず、筑波ラウンドにスポット参戦する家根谷大晟が58秒654でポールポジション。2番手に横山尚太が58秒776、3番手に阿部真生騎が59秒077、4番手に山中正之が59秒330、5番手に小林隼士が59秒434、6番手に綿貫舞空が59秒836で続いた。
レースは、スタート直後の2コーナーで阿部が転倒。これに山中がイン側からすくわれる形で転倒してしまう。このアクシデントで横山がアタマ一つ抜け出し、そのままトップを独走。家根谷も追うが、その差を詰められず、横山が優勝。家根谷が2位となった。3位には、筑波を初めて走るという綿貫が入った。4位に小林、5位に渡辺海志郎と続いてチェッカーフラッグを受けた。
若手ライダーの戦いとなったJ-GP3クラスは、オープニングラップで小田喜阿門がトップに立つが、ポールポジションスタートの大和颯が2周目に2番手に上がると3周目の1コーナーで小田喜のインを突く。ここで接触があり小田喜が転倒。トップ争いは大和と高橋匠の一騎打ちとなるが、高橋が転倒。大和が独走となり、そのままゴール。2位に八尋春葵、3位に山根昇馬と続いた。
ST1000クラスは、全日本フル参戦1年目の梶山知輝が、JP250クラスは梶山采千夏が制し、兄妹が2クラスでポールtoフィニッシュを飾った。