












2度全日本タイトルを手にし、世界でも活躍、鈴鹿8耐でも優勝経験のある井筒仁康が、第3戦ツインリンクもてぎから、全日本に復帰する。それも激戦区と呼ばれるST600クラスにだ。すでにテスト走行を行っており、手応えは上々。第3戦以降は、すべて参戦する予定となっており、タイトル争いをかき回すのは、もちろん、展開次第では、その主役になる可能性もある。ST600クラスに、また一人、全日本王者加わる。ウエルカムバック、井筒仁康・・・。

最初は、一戦ぐらいスポットで出てみるのもいいよねと、カワサキ時代のメカさんと話をしていたら、RS-ITOHの伊藤さんに話をしてくれていて、クラブ員で遠いところは出ないライダーがいるから2戦ほど出てみよう、という話が進んでいました。同じチームに(高橋)江紀もいるし、おもしろいレースができるかな?っと思っていたし、若いライダーにアドバイスができればいいなと思っていました。
そんなときに不幸にも江紀が交通事故で亡くなってしまう。伊藤さんから、江紀の代役として走って欲しいと言われ、正直、迷いましたね。代役となれば、最初に考えていたスタンスと全く違うし、それ以前に、オレが江紀の代役として走っていいのか? とかいろいろ考えました。考えた末、やっぱり走りたい思いが強く、走ることを決めました。伊藤さんと高橋家にあいさつに伺ったとき、ちょうど裕紀もいて「江紀と一緒に走ってくれるのなら、うれしい」と言ってくれました。
2009年に5年ぶりに復帰して、トリックスターで走らせてもらって、2010年は、JSB1000クラスで勝てる体制を作ろうと動いていたけれど、あと一歩というところで実現できませんでした。どうしてもJSB1000だと、メーカーのサポートが占める割合が多いですよね。そこで純粋にレースがしたいと考えたときに、ST600もアリなんじゃないかと思いました。伊藤さんのところなら、ハードもそろっているし、600でおもしろいレースができるんじゃないか、純粋にレースが楽しめるんじゃないかと思いました。まだ、600をうまく使い切れていないけれど、セッティングの方向性は、見えてきたし、もてぎは合っているんじゃないかな。マシンを仕上げてトップ争いをしたいね。

全日本ロードレース選手権 ST600 #93
井筒 仁康(Hitoyasu Izutsu) 1971年3月20日生まれ 大阪府出身
KAWASAKI ZX-6R
(プロフィール)
| 1996年 | 全日本スーパーバイクランキング 14位 |
| 1997年 | 全日本スーパーバイクランキング 12位 |
| 1998年 | 全日本スーパーバイクランキング 8位 |
| 1999年 | 全日本スーパーバイクランキング 11位 / 鈴鹿8耐 3位 |
| 2000年 | 全日本スーパーバイク チャンピオン |
| 2001年 | 全日本スーパーバイクランキング 3位 |
| 2002年 | スーパーバイク世界選手権ランキング 14位 |
| 2004年 | 全日本JSB1000 チャンピオン / 鈴鹿8耐 優勝 |
| 2009年 | 全日本JSB1000ランキング 11位 / 鈴鹿8耐2位 |